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<写真:Khmer Times>
カンボジアの税関総署は10日、同国の輸出額が前年同期比0.2%増加となる185億9000万ドル(約2兆7281億円)を突破したことを発表した。
主要な輸出品目は衣料品・履物・旅行用品(GFT)、自転車、農産物であり、貿易相手国上位5カ国はアメリカ、ベトナム、中国、タイ、日本である。
カンボジアの最大の輸出先であるアメリカへの輸出額は74億9000万ドル(約1兆1359億円)で、前年同期の76億1000万ドル(1兆1540億円)からわずかに減少したが、依然として重要な市場となっている。
ベトナムへの輸出は前年同期比40%増の22億6000万ドル(約3427億円)に上昇し、中国への輸出も19.3%増の11億7000万ドル(1774億円)となった。
カンボジア経済の主要な外貨獲得源であるGFTは、約1133の工場と支店で約84万人の労働者を雇用し、また、労働者の多くを女性が占め、女性が同国の経済成長に大きく貢献している。
カンボジア製品の国際市場での地位向上を加速させた要因に、2022年に発効した地域的な包括的経済連携(RCEP)協定や、中国、韓国との自由貿易協定などの国際協定が挙げられる。
一方、カンボジアの総輸入額は6%減少し、約200億7000万ドル(3兆436億円)となった。
主な輸入品には原材料、建設資材、自動車、医薬品、電子機器、肥料、農薬などが含まれる。
カンボジアでは依然として貿易赤字が続いているが、改善に向かって同国経済は安定的に成長を遂げている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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