カンボジア政府、土地法の改正に着手

カンボジア政府、土地法の改正に着手
2024年03月28日(木)14時40分 公開
カンボジア政府、土地法の改正に着手

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア政府は2001年から施行されている現行の土地法を置き換え、2050年までに高所得国家になるという目標の達成に向け、新しい土地法制定を進めている。

 

26日に行われた土地法草案の検討を目的とした協議会で、国土管理・都市計画・建設省のセイ・サマル大臣は、新法が省レベルだけでなく地区評議会レベルでの議論、および市民社会組織や他の利害関係者との協議においても検討されていることを明らかにした。

 

草案法は国家発展にとって非常に重要であり、現在および将来の国の成長と社会発展に合致していなければならない。

 

同大臣は草案の検討に関わる全員に、コミュニティの土地、保護地域の土地、墓地を含む関連法律を詳細に研究するように要請した。

 

同省のテン・チャンサンヴァル国務長官によると、五角戦略-フェーズIに記載された優先事項を達成するためには、新しい土地法が必要不可欠である。

 

新しい土地法は現実的かつ包括的な現状が考慮されたものであり、品質、簡便さ、効率、信頼性の点で土地セクターにおける公共サービスの提供を改善する。

 

さらに、サービス提供の手続き簡略化、eサービスの提供促進、サービス提供条件改善によって、人々のニーズに応えるものとなる。

 

同省のセン・ロット報道官は27日、同省が現在正式に新しい土地法を起草し、地方自治体にレビューとフィードバックのために送付したことを明らかにした。

 

古い法律を更新しなかった理由は必要となる修正箇所が多岐にわたるため、同省は代わりに新しい草案を作成しているという。

 

 

 

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