17億ドルの運河建設計画を推進、フン・マネット首相が発表

＜写真：channelnewsasia.com＞

フン・マネット首相は11日、首都プノンペンと海を結ぶ17億ドル（約2603億4990万円）の運河建設計画を進めることを発表した。

このフナン・テコ運河は、カンボジアに数十億ドルの投資を行い、中国が支援する最新のインフラプロジェクトである。

隣国であるベトナムの学者たちは、計画された運河がベトナム沿岸近くで中国の軍艦の通行を容易にする可能性があると懸念を表明している。

フン・マネット首相は提案された180kmの水路が通るタケオ州での演説中に、これらの懸念を退け「運河は私たちの人々に利益をもたらす歴史的なプロジェクトである」と述べた。

カンボジアの当局者は、中国の資金提供で2024年後半に運河の建設が始まるとしているが、詳細はまだ不明である。

この運河は幅100m、深さ5.4mで、プノンペンをタイ湾に面した港と結び、ベトナムの従来のルートを迂回する。

フン・マネット首相は「運河がベトナム国境に近づく中国の軍艦の通行を可能にする」と示唆したベトナム国家支援研究所の研究者2人を引用したメディア報道を拒否した。

フン・マネット首相は「他国に対する基地として、ましてや軍事基地として、我が国を利用させることはない。

この運河は軍艦にとって浅すぎる。運河は経済を後押しし、何百万人もの人々に利益をもたらす」と述べている。

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