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<写真:Khmer Times>
9月10日、「2024年米国カンボジアビジネスマッチメイキングサミット」がカリフォルニア州ロングビーチで開催され、両国の経済関係強化に大きく貢献した。
同イベントには、カンボジア商工会議所(CCC)とカリフォルニア州の米国政府関係者が参加し、特にカンボジアの食品や農産物の米国市場への販路拡大を目的とした貿易・投資機会の促進に焦点を当てた。
サミットには、輸出入、流通、スーパーマーケット事業に関わる50社以上のカンボジアおよび米国企業が参加し、カンボジアが高品質な食品・農産物の供給地として成長していることが強調された。
カンボジア代表団を率いたCCCの副会長であるタン・モニバン氏によると、同イベントはカンボジア企業が自社製品を紹介し、米国の流通業者や小売業者とのパートナーシップを模索するためのプラットフォームを提供している。
同氏は同イベントが両国間の貿易と投資を通じて、経済成長と発展の可能性を示す重要な機会となったと付け加えた。
CCC代表団は米国のビジネス関係者に対して、カンボジアの急速な発展と世界経済への統合状況について説明し、米国の投資家にカンボジア企業との提携や、直接投資の機会を探るように奨励した。
同イベントに参加したカンボジア企業は、精米、胡椒、カシューナッツ、フルーツジャム、生姜、サツマイモ、乾燥魚、魚醤、塩などの製品を展示し、米国市場への販路拡大を目指した。
また、CCC代表団は現地のスーパーマーケットを視察し、さまざまな製品の需要調査を行った。
米国は2024年も引き続きカンボジア製品の最大の輸出先であり、2024年1月〜8月の輸出額は67億ドルに達し、前年同期の61億ドルから10.4%増加した。
カンボジアが米国に輸出する主要製品は、衣類、革製品、旅行用品、ハンドバッグ、電気機器、履物などで、米国からは自動車、機械、医療機器、医薬品を輸入している。
カンボジア政府と民間セクターは協力して、米国への農産物の輸出促進や、米国の農業分野への投資誘致を進めている。
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