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<写真:Khmer Times>
民間航空事務局(SSCA)の報告によると、カンボジアの国際空港3カ所を利用した旅客数が、1月から10月までの間に前年比21%増の470万人に達したことが明らかになった。
現在、カンボジアには30を超える国内外の航空会社が就航しており、ASEAN諸国、中国、韓国、インド、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)などとの間で直行便が運航されている。
SSCAのスポークスマンであるシン・チャンセレイ・ヴタ次官は「航空旅客数の堅調な増加を大変喜ばしく思う。この増加はカンボジアが観光地としての人気を高めていること、そして航空路線の拡充が進んでいることを反映している」と述べた。
観光省のデータによると、1月から9月の間にカンボジアを訪れた外国人観光客数は480万人で、前年同期比22.2%増であった。
このうち国際空港を利用した観光客は27%増の170万人に達し、その他の観光客は陸路や水路を通じて入国したという。
カンボジアには現在、プノンペン国際空港、シェムリアップ・アンコール国際空港、シアヌークビル国際空港の3つの主要空港がある。
また、航空業界の成長を支える要因として、渡航制限の緩和や政府のオープンスカイ政策、空港インフラの整備が挙げられる。
さらに、プノンペン近郊で進行中の1期目が総工費15億ドルに上るテチョ国際空港の建設は、工事の90%以上が完了しており、2025年上半期に全面運用を開始する予定である。
SSCAは2024年の航空旅客数がパンデミック前の2019年と比較して67%の成長を遂げると予想している。
この成長は観光産業の復興と航空サービスの向上を背景に、カンボジア経済全体に好影響を及ぼすことが期待される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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