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<写真:Khmer Times>
カンボジアとタイの国境に位置するバンテイメンチェイ州ポイペト市において、カラオケ施設の客室内で中国人男性の切断遺体がスーツケースに詰められた状態で発見された。
この事件は12月29日午後に明らかとなったものである。
ポイペト市警察副署長のニム・サロエン氏によると、発見は同日午後2時頃、プサー・カンダール村にあるゲストハウスの清掃員が部屋を整備中に異臭を放つスーツケースを発見したことがきっかけである。
清掃員が施設の管理者に通報し、その後警察へ連絡が入り調査が開始されたという。
調査の結果、州の法医学捜査官がスーツケースを開封したところ、内部に黒いプラスチック袋に包まれた切断遺体が確認された。
遺体は喉や体の8か所を刺された痕があり、さらに手足や頭部が切断されていた。
警察の検死結果によれば、被害者は20代から30代の中国人男性であり、身元は現時点では判明していない。
遺体の腐敗状況から、犯行は12月27日頃に行われたと推定されている。また、犯人は被害者と何らかの面識があった可能性が高いと考えられている。
遺体はプノンペンにある中国大使館に引き渡され、葬儀の手配が進められている。
一方で、バンテイメンチェイ州警察副署長兼報道官のレム・ヴィラック准将は、容疑者の特定には至っていないが、早期逮捕を目指して捜査を継続していると述べた。
この事件は国境地域における治安対策の重要性を改めて浮き彫りにしている。警察当局の迅速な対応が強く求められる状況である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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