プノンペンで違法賭博店を摘発、雑貨店を装った中国系施設

プノンペンで違法賭博店を摘発、雑貨店を装った中国系施設
2025年05月06日(火)00時00分 公開
プノンペンで違法賭博店を摘発、雑貨店を装った中国系施設

<写真:Khmer Times>

 

5月3日午前10時10分、プノンペン市カンボール区カントックサンカットのスングンピッチ村に所在する違法賭博施設が摘発された。

 

店舗は「All Goods for \$1(すべて1ドル)」と看板を掲げ、一般的な雑貨店を装って営業していたが、実態は中国人によって運営される賭博施設であった。

 

摘発にはカンボール区知事キム・スンソダ氏を筆頭に、副知事ホー・ヴィアサナ氏、警察署長ホン・ピセス大佐、憲兵隊長チェン・チャントール中佐らが参加した。

 

摘発のきっかけとなったのは、店舗の土地所有者からの通報である。

 

通報者は正規の商業目的で中国人女性ドアン・チェンヤン(53)に土地を賃貸していたが、賭博行為が行われている事実を知り、当局に摘発を依頼した。

 

現場からはバカラ台8台、魚撃ちゲーム台2台、円形ゲーム台1台をはじめ、トランプ、コイン、椅子100脚、テーブル5台、テレビ、コンピュータ、エアコン6台、冷蔵庫2台、液晶モニター2台、金銭計数機、大小2本のガスタンク、冷凍庫、食器洗い機、炊飯器、鍋など、多数の賭博関連機材が押収された。

 

これらの押収物は一時的にカンボール区警察署に保管されており、今後はプノンペン市統一指揮委員会の指導のもと、法的手続きを経て処理される予定である。

 

 

 

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