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<写真:khmertimeskh.com>
中国政府は、カンボジアとタイの国境付近で発生した武力衝突に関連し、中国製ロケット弾が使用されたとの報道を否定した。
タイ駐在の中国大使館は10月2日付の声明で「中国は対タイ戦闘を目的とする新たな軍事装備をカンボジアに供与していない」と明言し、地域の安定と平和を支持する立場を改めて示した。
声明によれば、中国とカンボジア間の軍事協力は既存の枠組みに基づいて実施されており、いかなる国に対する敵対行動を目的としたものではないという。
さらに中国は、カンボジアとタイの双方と友好関係を維持しており、国境紛争の激化を防ぐため独自の外交ルートを通じて働きかけを行っていると説明した。
また、中国はASEANの「ASEAN方式」による政治的解決を支持し、タイやカンボジア、マレーシアなど域内諸国との協調を通じて、持続的な停戦と地域の平和回復に貢献する姿勢を強調した。
さらに大使館は「虚偽情報や悪意ある噂の拡散は地域の不安定化を招き、和平に向けた努力を損なう」と懸念を示し、関係各国に対して事態の沈静化と地域安定に向けた建設的対応を呼びかけた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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