カンボジアと韓国、交流深化で相互訪問24万人超

＜写真：khmertimeskh.com＞

カンボジアと大韓民国は、2024年に両国間の旅行者数が24万人を超えたことを受け、人的交流と経済的連携のさらなる深化を確認した。

この発表は、10月1日にプノンペンのソフィテル・プノンペン・ポキートラ・ホテルで開催された韓国の建国記念日および第77回国軍の日の式典において行われ、両国の戦略的パートナーシップの進展を示すものとなった。

式典にはフオット・ハク観光相をはじめ、政府高官、国会議員、在外公館代表、民間企業関係者など200人以上が出席した。

韓国大使館は、両国関係が政府間の協力にとどまらず、人的交流を基盤として拡大している点を強調した。

旅行者数の増加は、直行便の拡充や観光促進策、投資の活発化などが背景にあると説明している。

カンボジア政府を代表して出席したハク観光相は、観光および投資分野における韓国の継続的支援に謝意を示し、治安と社会秩序の安定を背景に、さらなる韓国人観光客の誘致を呼びかけた。

また、副首相のハン・チュオン・ナロン氏やフン・マニー氏、国会議員のマム・ブンネアン氏、チェアン・ヴン氏らも参列し、幅広い分野での協力深化への支持が示された。

両国政府は今後、観光インフラへの投資や航空路線の拡充を通じ、交流のさらなる促進を目指している。

これらの取り組みは、平和と安定を基盤とするカンボジアの観光産業にとっても大きな追い風となる見通しである。

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