プノンペンで大規模麻薬摘発、外国人含む約200人を逮捕

＜写真：khmertimeskh.com＞

カンボジア国家警察の麻薬犯罪対策局は16日未明、プノンペン市チャムカモン区トンレ・バサック地区に所在する「ピチ・レイ・メク」ビルに対し、大規模な麻薬摘発作戦を実施し、外国人を含む約200人を逮捕した。

摘発は午前0時30分に開始され、午前7時までの長時間にわたり行われた。

当該ビルは、麻薬の使用および取引が密かに行われていたとされ、今回の作戦では、ベトナム、中国、カンボジア国籍の男女が逮捕対象となった。

本作戦は、国家警察庁長官サー・テット大将の指示のもと、麻薬対策局長ケン・サラート中将が主導し、プノンペン市裁判所の検察官も同行した。

摘発後、逮捕者および押収された証拠物品は、さらなる捜査および法的手続きのため、国家警察本部へと移送された。

カンボジア政府は近年、外国人が関与する麻薬犯罪に対して厳格な対応を強めており、今回の大規模摘発もその強硬姿勢の一環と位置づけられている。

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