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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア環境省は13日、国内の大気汚染が深刻化しているとするSNS上の情報を否定し、空気の質は「非常に良好」であると公式に発表した。
発端となったのはFacebookユーザーのニモル・フェリックス氏が投稿した動画であり、同国の大気環境が悪化しているとの主張が含まれていた。
同省は公式声明を通じて、こうした誤情報が国民に不安を与えていると懸念を示し、フェリックス氏らに対して動画の削除と虚偽情報の拡散停止を求めた。
また、再発防止の観点から法的措置も検討する姿勢を明らかにしている。
環境省の説明によれば、13日午前7時までの24時間における微小粒子状物質(PM2.5)の全国平均濃度は15.36μg/㎥であり、国内基準値である50μgを大幅に下回っていた。
全国60カ所に設置された観測機器のすべて、特に首都プノンペンの8地点を含む全測定点において「警戒基準以下」の数値が確認されている。
同省はまた、正確な環境データは環境省の公式ウェブサイトまたは専用アプリを通じて確認可能として、国民に対して信頼性の高い情報源の利用を呼びかけた。
一方で、フェリックス氏は問題の投稿をすでに削除しており、当初の目的は悪意ではなく、環境と健康への関心を喚起する意図であったと釈明している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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