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<バタンバン州にある植民地時代の建物(KT/Mai Vireakより)>
政府関係者によると、カンボジア政府の努力により、カンボジア3都市のユネスコ世界遺産認定に少し前進していると話した。
昨年、カンボジアは伝統的なクメール建築やフランスのコロニアル建築が多く建つバタンバン、クラチエ、カンポットの世界遺産の認定を申請した。
観光省と文化芸術省が中心となって世界遺産認定のために動いているようだ。
文化芸術省の世界遺産局長のBrak Sovannara氏によると、ユネスコに提出する申請書の準備のため、観光省と文化芸術省はデータ収集や3都市にある建築物の調査を行っているという。
Sovannara氏はKhmer Timesの取材に対し「世界遺産登録までの過程はとても長く、時間を要するだろう」と話した。
バタンバン観光局長であるUch Omthiny Sara氏によると、観光省と文化芸術省は植民地時代の建築物の保存に力をいれているという。
Sara氏は「地方自治体の職員は州にある世界遺産登録を予定する建物を所有するオーナーを訪問して建築物の価値を伝えると、ほとんどのオーナーは理解を示してくれた」と話した。さらに、バタンバンには800もの植民地時代の建物が残っているとつづけた。
カンポット観光局長であるSoy Sinol氏によると、去年カンボジアが世界遺産認定に力を入れ始めてからほとんど進展はしていないという。
Sinol氏は「今まで我々はほとんど前進していないが、カンポットがユネスコ世界遺産に認定され、より多くの観光客が訪れることを願っている」と話した。
「より多くの観光客を魅了するため、文化遺産や古い建造物を保存することはとても重要である」とつづけた。
カンポットは約300ほどの歴史的建造物が残っている。
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