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4月22日、プノンペン地方裁判所は野党元党首のサム・ランシー(Sam Rainsy)氏を、ノロドム・シハモニ国王を侮辱し、軍人に指示に従わないようそそのかせたとして起訴した。
サム・レンシー氏の起訴は海外からの発言が原因で決まったという。2018年、サム・レンシー氏は、軍に同氏の帰還を歓迎する国民に対し銃撃を中止するよう呼びかけたという。
レンシー氏は、2018年に行われた総選挙の際、投票用紙は国民に虚偽の投票や投票の強要しているとも主張した。
Plang Sophal検察官は、レンシー氏に有罪判決を下し、適切に刑罰を処すべきだと述べた。
同検察官は「レンシー氏が軍人に指示に従わないようそそのかせ、国家の安全を脅かした証拠は十分に揃っている」とつづけた。
裁判所では、レンシー氏が海外で軍に対し指示に逆らうよう主張する2分間のビデオも公開されたという。
レンシー氏の弁護士であるSam Sokong氏はランシー氏は軍を扇動していないと主張している。
Sokong弁護士は「レンシー氏は、軍に対し憲法で規定されている権利を行使するよう呼びかける演説をしただけで扇動ではない。さらにレンシー氏の行動によって軍は被害を受けていない。裁判所はラレンシー氏に関連するすべての起訴を取り下げるべきだ」と述べた。
カンボジア王国軍を代表するVong Pheakdey弁護士はレンシー氏は有罪判決を受けるべきたとコメントしている。
Pheakdey弁護士は、レンシー氏が軍事司令官を違法伐採や薬物取引に関与させたとしても起訴されていると述べた。
Pheakdey弁護士は「裁判所に対し、条文471や472により懲役2〜5年の有罪判決が言い渡される事を願っている」と述べた。
判決は5月2日に言い渡される予定だ。
出典:KHMER TIMES
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