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28日、労働職業訓練省は、タクシー運転手、露天商、および他の多数の非公式な仕事について外国人が就労する事を禁止する指令を発行した。
カンボジア労働職業訓練省のIth Samheng大臣は、トゥクトゥクの運転手、トラック運転手、理髪師、マッサージ師、美容師、金細工師、靴磨き師、伝統的な楽器売り手、仏像売り手、お土産売り手、整備士として外国人が働くことも禁止されると述べた。また、個人事業主や自営業も禁止になるという。
「自営業は、雇用主なしで働いて収入を得る者を指す」と同大臣の発行した指令の中で述べた。
同大臣は、労働職業訓練省がこれらの仕事に従事する外国人の労働許可証の発行または更新をすることはなく、指令に従わなかった者は労働法の下で処罰される可能性があると述べた。
労働職業訓練省の報告によると、93ヶ国から16万77人の外国人がカンボジアで働いているという。 10万人以上が中国人、ベトナム人、フィリピン人、タイ人、インドネシア人、台湾人、マレーシア人、韓国人、インド人、英国人だ。
28日、カンボジア労働組合のAth Thorn会長は、非公式部門の外国人労働者に関する労働法を補足することを目的とした指令であると述べた。
Ath Thorn会長は、該当職業に外国人がいることで、カンボジア国民との競合が生じていると政府は考えていると述べた。
「指令は、カンボジアに住んで働いている外国人からいくつかの仕事を奪うということだ。カンボジア国民、特に非公式部門の職業に従事している人々を助けることが目的だ」とThorn会長は話す。
Thorn会長は、シンガポール、マレーシア、タイなどの他の国でも同様の措置が取られていると指摘した。
「該当する仕事に就く外国人の大半はベトナム人と中国人だと考えている。外国人がビジネスを開いて同省に登録する場合、ビジネスを行うことは可能だが外国人が自営業者である場合は許可できない」と同会長は語った。
カンボジア使用者協会のSandra d’Amico副会長は、今回の指令を歓迎るす意向を示し、指令は公正かつ合理的だと話した。
Sandra d’Amico副会長は、今回の指令でカンボジアの競争力が高まるだろうと付け加えた。
「すべての国で見られるように、地域経済にとって非常に有益だと思う。雇用を保護し、カンボジア国民へ機会を創出する」と同副会長は語った。
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