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KC国際航空(KC International Airlines)は航空運送事業許可(AOC=Air Operator Certificate)を取得し、今月からカンボジアで国内線と国際線を運行開始する予定だ。
SSCA(=The State Secretariat of Civil Aviation)は同航空会社が申請書を提出してから一年以上経った今、AOCを同社に付与した。
KC国際航空のCEOであるYuhai Zheng氏は「我々はローカルマーケットでビジネスに成功し、カンボジアの経済発展に貢献できる自信がある」と語った。
また、同CEOは「KC国際航空は様々な良質な航空サービスを提供し、ビジネスパーソンに人気のコースを運航する予定だ。我々の目標はカンボジアで最も安全で最も人気のローカル航空会社、また東南アジアを牽引する航空会社となることだ」と続けた。
同航空会社の初のフライトはプノンペンとシェムリアップ州、プノンペンとシアヌークビル州を結ぶもので、27日、エアバスA320の航空機を使用して就航する。
初の国際線就航は8月31日の予定で、マカオ経由でシアヌークビル州からベトナムのダナンに運航する。同CEOによると、今年末までに、カンボジアから香港、台湾、韓国、日本、その他アジア諸国に就航する予定だという。
Zheng氏は「我々は、現在、1機の航空機しか保有していないが、10月にA320を1機、11月にA321をさらに1機受領する予定だ。誠実にビジネスを行い、カンボジアの経済発展に貢献できることを願っている」と語った。
SSCAのMao Havanall氏は、航空会社はカンボジア航空市場の急速な発展による航空便への需要に答えなければならないと述べた。
同氏は「私は今回SSCAとKC国際航空がともにビジネスを行うことを支援し、良い結果をもたらしたい」と語った。
SSCAの報告によると、KC国際航空はカンボジアで9番目のスタートアップ航空会社だという。KC国際航空は、国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization)が定めるICAOコードでは「KCH」、国際航空運送協会(International Air Transport Association)が定めるIATAコードでは「3Q」と示されることになる。
SSCAによると、今年末までに、1000万人の乗客がカンボジア国内の空港を利用すると予想されているという。
2017年、カンボジア国際空港の利用者は計860万人であった。
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