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10月29日、カンボジア保健省は、先週ココン州とシアヌークビル州でフグによる食中毒で2人が死亡、9人が病院に搬送された事件を受け、国民に注意を呼びかけた。
29日、同省の感染症管理部門のLy Sovann氏は、26日から28日の間にフグによる食中毒が発生し2人が死亡、9人が病院に搬送されたと述べた。
シアヌークビル州で7歳の少女が、ココン州で58歳の男性が死亡したという。
Sovann氏は「保健省はこれまで、国民に対して毒の含まれている食べ物、特にフグ毒を摂取しないように注意喚起をしてきた。繰り返すが、我々は衛生的な環境を整え食中毒に注意するように国民に呼びかけている」と語った。
また、同氏はフグを食べることを控えるべきだとし、「フグ毒は例え高温で熱しようと凍らせようとなくならない」と述べた。仮にフグ毒を摂取してしまった場合、早急に治療を受けるべきだと続けた。
29日、シアヌークビル州保健部門当局はバイクで市内を回り、拡声器で処理が十分にされていないフグを食べないように国民に呼びかけた。
同部門の緊急事態担当のSok Pini氏は20日から26日の間に10人がフグ毒を摂取し、7歳の少女が亡くなったと述べた。
また、病院に搬送された残りの9人は無事回復し、既に退院しているという。
先週、ココン州では建設労働者1人がフグを食べ死亡している。
ココン州警察によると、10月20日に毒フグによる食中毒で亡くなった建設労働者は同州に出稼ぎに来ていたという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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