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11月14日、国際的な祝日である商人の日を記念して、非正規労働者を代表する労働組合のリーダーは市場や路上で商売を行う人々の子供のために保育施設の建設を求めたという。
<子供を抱えてバナナを売る露天商(写真提供:KT/Chor Sokunthea)>
独立・民主非公式経済協会(IDEA=Independent Democracy of Informal Economy Association)のVorn Pov会長は、市場の所有者に会いたいと述べ、さらに、政府には子供を民間施設に入れる金銭的余裕のない親のために保育施設を建設してほしいと語った。
「非正規労働者にとって、子供を預けられる施設は必要である。子供の安全が保証された保育施設があれば、両親がより自由に働けて、お金を稼ぐことができるようになる」と同氏は述べた。
同氏の推測によると、カンボジア国内の労働力の67%は非正規労働者で、そのうちの50%は、子供の面倒を見てくれる人がいないために職場に子供を連れてきているという。
「市場や路上で商売を行う母親に着いてくる子供はひどい環境に置かれている。市場や路上などの労働環境は子供の健康に害を及ぼす可能性があるだけでなく、交通事故の危険性も存在している」と同氏は述べた。
同氏によると、路上で商売を行う人々は子供をカートの中や下に座らせることが多いが、これはカートが押されたり動いたりする可能性があるため非常に危険だという。
「保育施設があれば、国が無料で子供の世話をし、育ててくれるようになり、親は稼いだお金を少額寄付するだけで良い。多くの社会保障を導入している政府が保育施設の建設案を検討してくれることを願っている」と同氏は語った。
Doeum Kor市場でジャガイモを販売しているNeb Soeunさん(53)はPov氏の案を支持しているという。
「もう13年以上もDoeum Kor市場でジャガイモを売り続けており、子供はたった生後5ヶ月なので市場に連れてきている。子供を市場に連れてくることに気は進まないが、私は離婚しているので子供を預けられる場所がどこにもない」と同氏は述べた。
出典:KhmerTimes
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