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カンボジア保健省は、昨年と比較してデング熱が増加している為、国民と地方自治体対して、デング熱の軽減や防止する対策を呼びかけた。
6月14日金曜日、Mam Bun Heng保健大臣はクメールタイムズへの発表で、国民と地方自治体はデング熱に警戒する必要があると話した。
保健大臣は「デング熱による病気や死を防止するため、基本的なことに忠実にしてデング熱を予防したモデルとなる市民として皆んなに呼びかけたい。私と家族がモデル家族で、家の周辺には蚊の幼虫はいない」と述べた。
同大臣は、水差しやプール、花瓶など、幼虫が繁殖しやすい場所の破壊や幼虫の駆除など、国民が実行できる8つの対策を提案した。
また同大臣は、「建設ビルの所有者や労働者は、特に水の溜まる場所など職場環境を綺麗にしなければならない。」と述べ、タイヤには多くの水が溜まり幼虫が繁殖しやすいため、自動車タイヤ販売業者は、雨の時にタイヤを何かで覆わなくてならないと続けた。
同大臣は、家では十分な窓やドアを開け、光を入れて常に清潔感がある状態にする必要があると述べた。
同大臣は、「家族の誰かが発熱した場合は、自身で治療するのではなく、保健所または近くの病院に行くべきだ。 全地方の保健省は、デング熱患者の診療に民営、公営共に看護サービスを徹底する必要がある」と述べた。
地方自治体や省庁、部局や関連機関、世界保健機関、非政府組織、国内および国際社会は引き続き予防と協力と支援を継続し、保健省と国立マラリア学・寄生虫学・昆虫学センターを支援し続けるべきだと同大臣は加えた。
国立マラリア学・寄生虫学・昆虫学センターの報告によると、今年の1月から6月までに、約9000人がデング熱に感染し、そのうち15人の命が奪われたという。
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