プノンペン知事:バス無料化は票買収ではない

プノンペン知事:バス無料化は票買収ではない
2019年04月18日 00時00分 公開
プノンペン知事:バス無料化は票買収ではない

<Khuong Sreng知事がバスターミナルを訪問している様子(Facebook/Phnom Penh City Hallより)>


12日、プノンペンのKhuong Sreng知事は、同知事が5月に行われる地方選挙の票買収を行うためにクメール正月期間のバス料金を無料したという疑惑を否定した。

 

5日、フンセン首相が4月12日〜18日までの間、全ての国民と労働者にプノンペンから各州を結ぶバス120台を無料で運行すると発表していた。

 

同知事は、市営バスを無料運行することで、クメール正月に帰省したい人々の役に立てると話していた。

 
「フンセン首相は票を買収するためにバスの無料運行を行ってはいない。国政選挙は2018年にすでに行われており2019年に票の買収を行う必要はなく、人々の出費をへらすために行っている。今回の批判は根拠のないものだ」と述べている。

 

フンセン首相は、クメール正月またはプチュンバンの際はバス運賃を上げないように民間バス会社に呼びかけている。また、タクシー業者やホテル、ゲストハウスに対しても正月期間中は値上げをしないよう呼びかけていた。

 

しかし、首相のバス会社に対する呼びかけの効果はなく、バスの無料運行は各バス会社の値上げへの対策として行われた。

 

出典:KHNER TIMES

 

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