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<被告の様子>
24日、Tboung Khmum州裁判所はフェイスブック上にフンセン首相を侮辱し、国民を扇動する内容を投稿したとしてSu Yean被告(45)を逮捕した。
同州裁判所担当者のTheng Cheang氏は、裁判官がSu Yean氏に有罪判決を言い渡し、現在Su Yean氏は州の刑務所に勾留されていると述べた。
Cheang氏は「Su Yean被告は国民を扇動したとして有罪判決が下される可能性がある」とつづけた。
有罪判決が下されれば、懲役は6ヶ月〜2年になる予定だ。
州警察担当者のPrak Bunnung氏によると、Yean被告は22日の午後12時にMemot区Triekコミューンの自宅で逮捕されたという。
Bunnung氏は「裁判所からの逮捕状により、Yean被告を逮捕した」と述べた。
州警察責任者のPen Rath氏によると、警察はYean被告がフンセン首相を侮辱する投稿をしているという近隣住民からの情報提供を受け、発行された逮捕状に基づき逮捕したという。
4月20日、Yean被告が元野党党首のサム・レンシー(Sam Rainsy)氏の写真とともに韓国のろうそくデモについて言及し「我々も共産主義に対抗し、韓国で行われたようなろうそくデモに参加するべきだ」と投稿したという。
情報提供をした近隣住民の一人であるPannkhem Bunthanさんは、自身はYean被告のコメントを見ておらず、地元メディアや他の住民も受け取らなかったという。
23日、カンボジア人権開発協会(ADHOC)の元調査員であるSoeng Sen Karuna氏は、被告は迫害を受けないため首相に対して侮辱する発言はしていないと述べた。
Karuna氏は「すべての政治評論家に、首相を侮辱する言葉ではなく、理論的な批判をしてほしい」とつづけた。
Karuna氏は元野党であるカンボジア救国党(CNRP)の支援者に対し、CPPの支援者よりフェイスブックの投稿に気をつけるよう呼びかけている。
同氏は「CPPの支援者が侮辱する言葉をフェイスブックに投稿しても罰せられないが、野党を指示していると罰せられる場合がある」と話した。
出典:KHMER TIMES
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