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<写真:Khmer Times>
22日〜23日の2日間で1000人以上の移民労働者が3つの国境チェックポイントからカンボジアへ帰国した。24日、クメールタイムズ(電子版)が報じた。
帰国した全員に対しては、国境付近で隔離措置が講じられるものの、一部で隔離施設が不足する事態が発生している。
ウドーミアンチェイ州のKhloak Huot保健局長は、過去2日間で計396人のカンボジア人労働者がタイと国境を接するO’Smachチェックポイントから帰国し、隔離施設へ移送されたと話した。
過去2日間の入国者数は、同州の隔離施設の収容可能人数を上回っているという。
また、Khloak Huot保健局長は隔離対象者数が過去最高となり、隔離施設や保健当局の担当職員の数が追いついていないと述べた。
同州のKhin Nhean知事代理は、もし全ての隔離施設が定員に達した場合、帰国する労働者の受け入れを停止し、他の州の隔離施設へ送ることになると述べた。
バッタンバン州のVoeun Bunreth保健局長は、過去2日間で100人以上の労働者が同州の国境ポイントを通じて帰国し、保健局が検体を採取したと述べた。
また、同州の隔離施設では、ウドーミアンチェイ州の国境から帰国した労働者の隔離を受け入れたと続けた。
バンテイメンチェイ州のLy Sary副知事は過去2日間で500人以上から検体を採取し、パスツール研究所へ送ったと述べ、感染者は未だ確認されていないとした。
同州には7か所の隔離施設があり、これまでに収容人数や食糧不足などの問題は発生していないという。
一方で、新型コロナウイルスのワクチンについて、ユニセフは来年ワクチン850トンを輸出することを明らかにしており、カンボジアも輸出先の国となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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