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カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は「マクロ経済・金融部門アップデート2020報告書(Macroeconomic and Banking Sector Update 2020 report)」で、2021年の国内総生産(GDP)成長率は4%になると予測を示した。
クメールタイムズ紙(電子版)などが報じた。
この予測は新型コロナウイルスのワクチンが今年前半に効果を発揮することなどが前提になっているという。
一方で、2020年のカンボジアの経済成長率は新型コロナウイルスの世界的流行の影響を受け、マイナス1.9%に落ち込む見通しが示されている。
2021年のカンボジアのGDP成長率については、世界銀行が4.3%、アジア開発銀行(ADB)が5.9%、国際通貨基金(IMF)が6.8%とそれぞれプラス成長を予測している。
カンボジア国立銀行は今回の予測について、新型コロナウイルスのワクチンの効果や、カンボジアの経済パートナーの回復、国内経済の活性化の速度を前提にしているとした。
また、新型コロナウイルスによるカンボジア経済の影響については、国内経済活動の刺激策を継続的に行うことで、輸出減少などによる経済への影響を緩和することができるとした。
さらに、国内経済については、カンボジア政府の中小企業の振興や全ての分野におけるイノベーション促進などの政策が国内の経済成長において重要になるとの見方を示した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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