フンセン首相、早急な感染対策呼びかけ　新型コロナ感染増加で

＜写真：AKP＞

フンセン首相は、関連省庁や機関に対し、これまでの新型コロナウイルスに加えてオミクロン株への感染が増加していることから、早急に対策を講じるよう要請した。

8日、国内では1日の感染者数が200人を超え、フンセン首相は特に手指の洗浄・消毒、マスクの着用、ソーシャル・ディスタンス（1.5m）の確保、密閉空間を避けること、人混みを避けること、他人との接触を避けることの「3つのDoと3つのDon't」の励行をはじめとする感染対策を講じるよう国民に呼びかけた。

また、中国やベトナムで旧正月の後に感染が増加していることを指摘し、集会を減らすこと、安全な距離を確保することを呼びかけた。

フンセン首相はデルタ株やアルファ株と同様に、オミクロン株がプノンペン都から他の州へ拡大する可能性があることに懸念を示し、ナイトクラブなどの感染リスクが高い場所の感染対策や、結婚式、宗教活動などの人数を制限することを提案したという。

また、国民に対して必要回数のワクチン接種や、追加接種を行うよう呼びかけた。

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