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<写真:Khmer Times>
医療専門家によると、カンボジア国民の大半がワクチン接種を受け、追加接種(ブースター)を進めているが、オミクロン株の症例が増加しているため、パンデミックから風土病への移行を遅らせる可能性があるという。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
保健省のHok Kim Cheng報道官は15日、ステルスオミクロン株や世界中で蔓延している新たな変異株について懸念を示した。
同報道官は、「オミクロン株が国内に流入する前は、パンデミックを風土病に移行できると確信していた。移行寸前のところでオミクロン株が急速に広がり、また、他国ではステルスオミクロン株も流行しており、雲行きが怪しくなっている。」と話した。
一方で、同報道官は、政府は風土病化を目標にしながら、新たな事態に備えていると述べた。
新華社は15日、中国で14日に市中感染症例3507件、輸入症例95件を確認したことを発表した。
オミクロン株など感染力の強い変異株の感染が拡大している東北部などでは、不要不急の外出禁止や生活インフラ以外の生産活動の一時停止、スーパー、薬局などの店舗休業など、再びロックダウンが講じられている。
さらに、バンコクポストは15日、香港でオミクロン亜種「BA.2.2」が確認され、医療専門家らが警鐘を鳴らしたと報道した。
香港は新型コロナウイルスによる致死率が世界で最も高いという。
これらの報道から、カンボジア国内の医療専門家は、オミクロン亜種への懸念を示し、同国の新型コロナウイルス風土病化を長引かせる可能性があるとしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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