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<写真:Khmer Tiems>
保健省は26日、新型コロナウイルスワクチンの製造工場建設が11月に開始される予定であることを発表した。
同省によると、工場は首都プノンペンの北に位置するカンダル州Ponhea Leu地区の5ヘクタールの敷地にあり、初期投資資本は1億ドル(約138億6620万円)である。
保健省とカンボジア医薬品企業(CPE)、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)は7月、カンボジアが中国の規格に準拠して世界保健機関の緊急時使用リスト(EUL)に適合する新型コロナウイルスワクチンを充填・包装することを認める覚書に調印した。
この覚書の下、カンボジア政府は2024年〜2026年にかけてワクチン約1億500万回分を購入することに合意しており、CPEは科興控股生物技術と協力して年間約3500万回分のワクチンをカンボジアに供給している。
同工場建設現場の視察団を率いた保健省のマム・ブンヘン大臣は26日朝、「このプロジェクトは新型コロナウイルスワクチン国産化に向けた協力であり、国内での入手が可能になれば感染拡大を防止する取り組みの持続性が確保される」と述べた。
保健省によると、28日時点でカンボジアは人口1600万人のうち、94.78%に新型コロナウイルスのワクチン接種を行っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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