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<写真:Khmer Times>
カンボジア労働省のIth Samheng大臣は21日、同国の縫製・製靴・旅行用品部門で働く労働者の最低賃金について、現在の194ドルから200ドルに引き上げることを発表した。この賃上げは2023年1月1日から適用される。
同発表は全国最低賃金委員会が来年の最低賃金を月額198ドルとし、政府によって2ドルの上乗せが議決された後に行われた。
51人の評議員には政府や製造業団体、労働組合の代表が含まれている。
賃金以外にも同部門の労働者は出勤のための交通費や家賃、年功序列ボーナスなど、月21〜32ドルのフリンジベネフィットを受け取る。
縫製・製靴・旅行用品部門はカンボジアにとって最大の外貨獲得源である。国内には約1100の工場と支店があり、約75万人の労働者(大半が女性)が従事する。
労働者5万人以上を代表する労働組合のPav Sina会長は「今回の賃上げは組合が要求した215ドルには及ばなかったが、労働者の生活向上に向けた大きな一歩である。新しい最低賃金は受け入れられるものである」と述べた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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