李克強国務院総理がプノンペンに到着、6日間の公式訪問を開始

李克強国務院総理がプノンペンに到着、6日間の公式訪問を開始
2022年11月09日 18時31分 公開
李克強国務院総理がプノンペンに到着、6日間の公式訪問を開始

<写真:Khmer Times>

 

中国の李克強国務院総理は8日、プノンペン国際空港に到着し、新型コロナウイルス流行開始以来初の海外訪問を開始した。

 

6日間の滞在中に同総理は東アジア協力に関する一連の首脳会議へ出席するほか、カンボジアの公式訪問を行う予定となっている。

 

同総理は空港に到着した際に、地域と世界へ深く複雑な変化が起きていることに触れ、中国は首脳会議が発展と協力に焦点を当て、多国間主義と自由貿易を堅持して相互利益を高めることを望むと述べた。

 

また、東アジア諸国に対し、世界の産業とサプライチェーンの安全性・円滑性を維持し、グローバルな課題に提携して取り組むとともに、地域経済統合と地域内外の平和・安定・発展・繁栄の推進に新たな原動力を与えるように呼びかけた。

 

同総理はカンボジア滞在中に東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国との会議、日本や韓国、ASEAN諸国との会議、第17回東アジアサミットに出席する予定である。

 

同首相は中国とカンボジアが伝統的な深い友情のある緊密な隣国であり、両国の互恵協力が新たな進展を続けているとし、今回の訪問が未来を共有する中国・カンボジア共同体の構築における成果を高め、両国とその国民に多くの利益をもたらすことを期待していると述べた。

 

公式訪問ではノロドム・シハモニ国王やフンセン首相との会談が行われる予定である。

 

二国間協力文書の調印に立ち会うほか、プノンペン〜シアヌークビル高速道路の開通式、中国の援助で修復されたタケオ寺院の引き渡し式に出席する予定となっている。

 

 

 

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