カンボジアの港湾収入、2022年は約1億3000万ドル

カンボジアの港湾収入、2022年は約1億3000万ドル
2023年02月20日 14時33分 公開
カンボジアの港湾収入、2022年は約1億3000万ドル

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア公共事業運輸省によると、2022年のシアヌークビル自治港(PAS)とプノンペン自治港(PPAP)の収益が計1億3000万ドル(約174億3716万円)に達した。

 

シアヌークビル自治港では前年比2.45%増の8600万ドル(約115億3535万円)、プノンペン自治港では17.10%増の4000万ドル(53億6528万円 )であった。

 

スン・チャントル公共事業運輸大臣によると、農産物と衣料品の輸出拡大が収入増加に繋がっており、港湾収入はカンボジアの経済成長を牽引している。

 

同省は効果、効率、透明性の向上とコスト削減を目指し、日本が出資する港湾電子データ交換システム(Port EDI)を両港で立ち上げた。

 

航行管理を手動からオンラインシステムへ移行し、大規模な近代化を進めたことも収入増加の原動力となったという。

 

また、シアヌークビル自治港では日本の支援を受け、3期に分けて設備拡張工事が進められている。

 

第1期ではコンテナターミナルを長さ350m以上・水深14.5m、第2期では長さ400m・水深16m、第3期では長さ430m・水深17.5mに拡張する計画で、完成後には最大4000個のコンテナを積載した貨物船が寄港可能になる見通しである。

 

 

 

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