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<写真:Khmer Times>
カンボジア国家選挙委員会(NEC)は、最大野党であったカンボジア救国党(CNRP)の元党首サム・レンシー氏に対し、亡命の解除と選挙違反に関する罰金2000万リエル(約72万円)の支払いを命じた。
NECはこの命令を受け取った日から30日以内に、プノンペン選挙事務局またはNEC事務所での罰金支払いを求めている。
NECのHang Puthea報道官は17日、この決定は7月23日に行われた総選挙で有権者に投票用紙の破壊や破損を扇動したとして、レンシー氏ら37人を有罪としたプノンペン市選挙管理委員会の調査結果に基づくものであると述べた。
他の37人のCNRP幹部や活動家には、それぞれ1000万リエル(約36万円)の罰金が科せられた。
Puthea報道官によると、NECがレンシー氏に最も多額の罰金を科したのは、同氏が旧野党の最高指導者であり、犯罪の責任が最も重いからである。
また、レンシー氏はCNRPが最高裁判所によって解散させられたにもかかわらず、政府とNECに反対する行動をとっている。
規定期間内に罰金が支払われない場合、NECは国民議会議員の選挙に関する法律第166条に基づき、罰金を請求するための更なる手続きを開始する予定である。
NECはカンボジアにCNRP幹部や活動家らを連れ戻すため、外国からの協力を求める意向であるという。
レンシー氏以外に罰金の対象となっている37人は、Seng Meng Rong、Sor Chandeth、Kong Saphea、Heng Danaro、Kim Sok、Chham Chhany、Mu Sochua、Long Ry、Ho Vann、Eng Chhai Eang、Nuth Ramduol、Rin Rath、Kan Rithy、Chhoeuy Sovann Oudom、Neang Sokhun、Chham Sophoan、Mao Vibol、Khat Samnang、 Math Vanny、Luon Savath、Aun Pov、Phorn Phanna、Thorn Sdoeung、Nou Sothea、Sadath Samatthy、Monh Saphan、Hai Vanna、Sot Silot、Heng Kimlay、Sem Sambath、Nga Roeung、Khun Varn、Seng Ratana、Sar Sokhem、Suong Neakpoan、Leng Sotheary、Pen Bunthanである。
クメールタイムズは17日に37人に対してコメントを求めたが、誰からもコメントを得られていない。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。