おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
保健当局によると、カンボジアで確認されたデング熱患者は今年1〜9月の間で2万1568人に上り、昨年同期の7597人から184%の増加が見られた。
国立寄生虫・昆虫・マラリア対策センターのLeang Rithea副所長は、新華社に対してデング熱による死者数が今年1〜9月の間に38人に達し、昨年同期の14人よりも増加したことを明らかにした。
Rithea副所長によると、Chheang Ra保健相の指示を受け、全国の地方保健局は8月からアベート(幼虫を退治する化学物質)の供給や殺虫剤の散布を開始し、蚊を駆除している。
また、国立寄生虫・昆虫・マラリア対策センターはデング熱の発生防止に向けて開発パートナーや組織と緊密に連携しているという。
デング熱はウイルス感染により発症する疾患であり、蚊に刺されることで感染する。
感染した場合は頭痛や高熱、疲労感、筋肉痛、関節痛、腺の腫れ、嘔吐、発疹などの症状を示す。
Rithea副所長は、デング熱感染の疑いがある場合、特に子供の場合は48時間以内に保健センターや病院を受診するように呼びかけるとともに、蚊の繁殖地となる水たまりを除去するように要請している。
カンボジアにおけるデング熱の流行のピークは、5月〜10月の雨季である。
[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。