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<写真:Khmer Times>
25日、プノンペンのKoh Pich市庁舎で開催された「Bird’s Nest Business Forum」で、カンボジアの食用燕の巣の新たな輸出機会についての検討が行われた。
同フォーラムには、商務省のSamheng Bora長官とカンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、中国の燕の巣ビジネス協会の代表が出席した。
同省によれば、このフォーラムの開催目的は、地域の他の国々との取引相手を見つけ、カンボジアの食用燕の巣の輸出を促進することである。
食用燕の巣は、健康効果があるとされ、一般的に東南アジア全域に生息するアマツバメ目アマツバメ科のアナツバメ類の唾液を乾燥させて作られる。
加工された巣は「燕の巣スープ」の調理に使われ、様々な地域の珍味となっており、中国が食用燕の巣に対する最大の市場需要を持っている。
フォーラムではカンボジアの輸出業者と中国、タイ、マレーシア、ベトナムの燕の巣ビジネス協会との間で覚書が交わされた。
カンボジア食用燕の巣ビジネス協会は、カンボジア産の燕の巣製品は世界の輸出市場で需要があり、明るい未来が期待されると述べた。
カンボジアでは3000を超える個人や企業が食用燕の巣ビジネスに携わっており、年間100トン以上の巣を輸出している。
同協会は、フォーラムの傍ら、中国における燕の巣製品の最大の流通業者と話し合いを行い、巣の輸出に関する取引も決めたという。
Nang Sothy会長は、「中国は燕の巣製品の最大の市場である。協会が中国に直接輸出するようになれば、協会の収入が増え、農家により多くの利益をもたらすだけではなく、この分野への投資も増えるだろう」と期待を寄せた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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