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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省は26日、カンポット州の4歳女児がH5N1鳥インフルエンザウイルスに感染したことを確認した。
当局によると、同女児はニワトリの死骸を手に持った後に発病し、鳥インフルエンザの初期症状である発熱と咳を発症している。
同女児はカンポット州立病院に搬送され、医師による治療を受けているという。
同省は農林水産省および環境省の作業部会や地方当局と協力し、州内で鳥インフルエンザの疑いがある症例を特定するとともに、同女児とその家族の密接な接触者にタミフルを配布し、感染した村で健康教育運動を展開している。
また、同省は市民に対し、感染した鳥を扱う際には細心の注意を払い、発熱、咳、鼻水、息切れの症状がある場合や病気の鶏や鶏の死骸との接触歴がある場合は、現地当局に連絡し、可能な限り早急に最寄りの保健施設で診察や治療を受けるように警告した。
H5N1型鳥インフルエンザは、通常は病気の鳥から他の鳥に、場合によっては鳥から人間にも感染するウイルスであり、人間に感染した場合は重症化のリスクが高まる。
人から人へは感染しにくいが、変異すれば季節性インフルエンザと同様の感染力を持つ。
現地メディアは予防策として、食前や鳥との接触後の石鹸を使用した手洗い、子供と鳥との非接触、鳥の人間への接近防止、病気の鳥の非摂取、肉の適切な調理などを挙げている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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