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<写真:khmertimeskh.com>
プノンペンのホテルで行われた観光省の事務次官が主催するワークショップで、ホスピタリティ業界における人手不足が主要な問題の1つであると結論づけられた。
同ワークショップは観光カンボジア指導委員会(HoKa SC)のパク・ソコン事務次官の指導の下で行われ、観光業の専門家の訓練を目的としていた。
HoKa SCの事務局長であるチューブ・ラタナ観光開発企画局長によると、ホスピタリティ業界の訓練における最初の課題は職業訓練校の不足である。
カンボジアでは約8つのNGOが学校を運営しており、年間約1000人の新しい労働力を提供している。
労働職業訓練省(MoLTV)傘下のいくつかの技術・職業教育訓練(TVET)機関は、主にシェムリアップで年間100〜150人の専門家を育成可能である。
しかし、2025年までの労働力需要は約18万人と予想されている。
監督および管理レベルの資格を持つマスタートレーナーやアセッサーの不足も問題である。
NGOやMoLVTの機関は初級レベルの従業員を提供可能であるが、既存のトレーナーや業界の内部トレーナーの能力開発には対応していない。
また、政府が運営する国立観光学校の欠如が、標準化された訓練のギャップを生じさせている。
NGOや大学が提供するプログラムでは質と一貫性に限りがある。
国立観光資格の欠如はキャリアの進展を不明確にしている。
価値ある業界経験を持つ既存の従業員は、スキルの正式な認識を得ることが困難な状況にある。
また、中小企業における観光業のキャリア成長と低賃金の認識も、若者が観光学を追求することを思い留まらせる原因になっているという。
カンボジアではホスピタリティ訓練プログラムを、国家のTVET政策とフレームワークに整合させ、国のスキル開発ニーズに効果的に対応することが重要である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。