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<写真:Khmer Times>
6日にカンボジアの縫製業、履物産業、旅行用品産業における2025年の最低賃金に関する第3回交渉会議が開催され、双方の要求が緩和されて交渉が進展した。
報道によると、今回の会合では雇用者側が賃上げ提案を1ドルから2ドルに引き上げ、労働組合側も14ドルから10ドルに引き下げたことで合意に近づいた。
労働職業訓練大臣のヘン・ソウ氏は会議後の記者会見で「今回の結果は先週よりも進展が見られ、雇用者側は2ドルの増額を提案し、労働者側は現在の最低賃金204ドルに対して10ドルの引き上げを求めた」と述べた。
今後の交渉は9月12日と19日、26日に予定されており、その間に各当事者は提案の根拠をさらに精査し、最終的な合意に達することが期待されている。
ヘン・ソウ氏は「政府は双方の調整に尽力する。もし合意に至らない場合、最終的な金額を決定するために投票が行われる可能性がある」と述べた。
また、交渉はプチュンバンの前に終了させることが目標とされており、労働者が故郷に戻る前に結果が出ることが望まれている。
今回の会議には政府、労働者、雇用者それぞれから17人ずつ、合計51名の代表が参加した。
労働組合側の代表であるキム・チャンサムナン氏は「合意に向けて現実的で交渉に適した要求として、14ドルから10ドルに引き下げた。今後の会議次第で金額は変わる可能性がある」と述べている。
一方、工場側の代表であるナン・ソティ氏は「大幅な賃上げが行われれば、他産業の労働者に与える影響や、将来の投資資金が不足する懸念がある」と指摘した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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