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<写真:Khmer Times>
カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外務国際協力大臣と日本の船越健裕外務審議官が18日、プノンペンの外務省本部で会談し、両国間の関係深化と協力強化について協議を行った。
この会談は両国が共催した第2回高級実務者会合(SOTs)を契機に実現したものである。
両氏は地域および国際的な課題における協力の重要性を強調し、「包括的戦略的パートナーシップ」の枠組みをさらに強化する意向を確認した。
二国間関係の進展を基盤とし、地域および国際社会における連携を深める方針が改めて示された。
12日に開催されたSOTsでは船越氏とウン・ラチナ外務次官が会談し、安全保障・防衛協力、経済関係、民主主義の発展促進など、幅広い分野における二国間協力を議論した。
また、地雷対策や平和維持活動、平和構築の分野での協力に加え、ミャンマー問題など地域および国際情勢についても意見交換が行われ、今後の協力強化を確認した。
カンボジアの持続可能な発展に向けた新たな取り組みとして、ソク・チャンダ・ソピア前外務大臣と岩屋毅外務大臣の以前の電話会談で合意された「社会基盤整備」「海上輸送網の強化」「地雷対策」という3つの重点分野が引き続き推進されている。
これらの分野は、両国が共に取り組む新たなアプローチとして注目されている。
さらに、在カンボジア日本大使館の三好あさぎ総務参事官は、両国の関係が政治、経済、安全保障の各分野で顕著に強化されていると述べ、特にデジタル技術やグリーン技術の分野で大きな可能性があると指摘した。
また、政治および安全保障分野でのさらなる協力機会を探る重要性を強調した。
日カンボジアの関係は頻繁な高官レベルの対話と具体的な共同プロジェクトを通じて一層強化され、地域の平和と繁栄への貢献が期待されている。
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