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<写真:Khmer Times>
カンボジア観光省(MoT)は、2024年12月30日と31日の2日間で総計353万5325人の観光客を迎えたことを発表した。
そのうち外国人観光客は約4万7260人、国内観光客は約348万8065人であった。
観光統計によれば、12月30日の観光客数は国内2万16331人、外国人1万8249人であったが、翌31日には国内観光客が327万1734人、外国人が2万9011人に急増した。
主要観光地としては、プノンペンが最多の観光客を集め、シアヌークビル、シェムリアップ、バッタンバン、カンポットが続いた。
プノンペンには国内観光客155万5059人、外国人観光客約1万8420人が訪れ、観光の中心地としての地位を証明した。
「Celebrating Cambodia」という文化イベントが観光促進に大きく貢献したとされる。
このイベントはカンボジア青年連盟(UYFC)とプノンペン市役所の共同開催で、カンボジアの文化遺産と国民の団結をテーマに行われたものである。
カンボジア観光協会(CATA)の会長チャイ・シブリン氏によると、CATAはこのイベントを旅行パッケージに組み込み、事前告知を行うことで国際観光客の呼び込みを図ったという。
海岸リゾートの町シアヌークビルには、国内観光客41万5886人、外国人観光客6943人が訪れた。
美しいビーチと進化するインフラがリラックスや冒険を求める旅行者を引き付けており、国内外での人気を高めている。
シェムリアップは国内観光客32万3400人、外国人観光客1万260人を迎えた。
ユネスコ世界遺産のアンコールワットをはじめとする豊かな文化遺産が国内外の観光客を魅了し続けている。
バッタンバンでは国内観光客32万4053人、外国人707人が訪れ、田園風景を楽しむ観光地として人気を集めた。
一方、カンポットには国内観光客22万6758人、外国人1218人が訪れ、自然豊かで落ち着いた雰囲気が評価された。
カンボジアは今後もこれらの観光資源を活用し、国内外からの観光客誘致をさらに促進する方針を示している。
豊かな文化遺産と自然を活かした持続可能な観光戦略が、観光業のさらなる発展に寄与すると期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。