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<写真:Khmer Times>
カンボジアでは2024年末までに外国人観光客数が670万人に達し、新型コロナウイルス感染拡大前の記録を超える見込みである。
観光省のフオット・ハク大臣によると、これはコロナ前の記録を上回るものであり、国内観光客も約2200万人に達する見込みであるという。
1月から11月までの11カ月間で、カンボジアには約600万人の外国人観光客が訪れ、前年同期比で22%増加した。
国内観光客は約2000万人となり、19.7%の増加を記録している。
このうち沿岸地域には約800万人の国内観光客が訪れ、12.5%の増加となった。外国人観光客は約42万人で、10.6%増加している。
ハク大臣によれば、インフラの整備、文化遺産の促進、観光地の多様化といった戦略的取り組みが、外国人旅行者にとってカンボジアをより魅力的な目的地とした。
観光専門メディア「Traveland Tour World」によると、カンボジア南西部のカンポット州は、風光明媚な景観や歴史的な魅力を背景に、同国観光成長の中心地となっている。
同州で開催された第11回シーフェスティバルでは、海事文化を祝うイベントが行われ、文化パフォーマンスやウォータースポーツ、地元料理の提供など、多くの外国人観光客を引き付けた。
カンポット州は、自然美と文化体験の融合が魅力であるとされる。
胡椒農園や植民地時代の建築物の見学、カンポット川でのクルーズなど、多彩な観光資源が訪問者を惹きつけている。
さらに、最近開港した「カンポット多目的港」や、アジア開発銀行(ADB)の協力で開発された「国際観光港」の仮開港が、産業と観光の双方を促進している。
カンポット州は週末や休日の旅行地として人気が高い。
新たな観光商品が次々と開発されることで、観光客に多様な選択肢を提供しており、これが人気拡大の大きな要因であるという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。