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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省は、新型コロナウイルスの変異株「JN.1」の感染が国内外で拡大している状況を受け、国民に対して再度のワクチン接種を促している。
JN.1株は2023年8月に初めて確認された後、急速に世界中へと拡散した。
世界保健機関(WHO)はこの変異株を「注目すべき変異株(Variant of Interest)」に分類しており、2025年3月中旬の時点で、全世界の感染報告例の15%以上を占めるまでに至っている。
同省の幹部は、これまでに国内で使用されてきたワクチンが依然として高い有効性を保持しているとして、特に高齢者や基礎疾患のある者にとっては、重症化を防ぐために重要な手段であると強調した。
JN.1株は従来株と比較して感染力が高く、スパイクタンパク質に変異があることで免疫回避能力が向上しているとされる。
報告されている症状は発熱、乾いた咳、喉の痛み、鼻水、吐き気、嘔吐などであり、従来の株と大きな違いは見られていない。
こうした中、著名な歌手であるケム氏が13日にJN.1株への感染を公表し、翌14日にはこれまでに経験した感染時よりも症状が重いことを自身のSNS上で明らかにした。
保健省は感染の再拡大を抑えるために「3つの予防策」の継続的な実践を求めており、特に免疫力の低い層に対しては警戒を強めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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