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<写真:Khmer Times>
タイはカンボジアとの国境情勢の緊張に伴い、大量のカンボジア人出稼ぎ労働者が帰国し、深刻な労働力不足に直面している。
タイ商工会議所大学のアヌソン・タマジャイ経済学部長によれば、7月下旬の5日間で約40万人のカンボジア人労働者が帰国し、初日だけで15万人が出国したという。
特に国境地帯の農業、建設業、食品加工工場では人手不足が顕著となり、生産や事業運営に支障が出ている。
タイには合法的に約50万人のカンボジア人労働者が働いているが、非正規雇用を含めると総数は100万~120万人に達するとみられる。
彼らはタイの主要産業を支える重要な労働力であると同時に、年間400億~650億バーツ(約2億ドル)を本国へ送金し、カンボジアの国内総生産(GDP)の6.5%超を占める重要な収入源ともなっている。
国境紛争が長期化すれば、タイの産業界における人手不足はさらに深刻化し、経済活動への影響が拡大する懸念が強まっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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