おすすめのプロモーション

<写真:khmertimeskh.com>
カンボジアの首都プノンペンでは、1月から8月までの国際観光客数が約134万人に達し、前年同期比で117%の大幅な増加を記録した。
この統計は「カンボジア・ムスリム観光フォーラム兼展示会2025」の場において、フオット・ヘイ副市長によって公表されたものである。
副市長によれば、新型コロナウイルスのパンデミックによって大きな打撃を受けた観光業は現在、着実な回復基調にあるという。
国際観光客数の増加はその象徴であり、観光地としてのプノンペンの存在感が再び高まりつつあることを示している。
2024年通年における同市の観光客総数は約1158万人で、その内訳は国内観光客が約932万人、国際観光客が約227万人であった。
これに対し、2025年の1月から8月までの累計では、国内観光客が約702万人、国際観光客が約134万人となっており、前年同期比でそれぞれ204%、117%の増加を記録している。
このことから、国内外を問わず観光需要が力強く回復していることがうかがえる。
こうした状況を受け、プノンペン市では観光業の持続的な発展に向けて、多様な文化的・宗教的背景を持つ観光客の受け入れ態勢の強化に取り組んでいる。
インフラ整備やサービス向上、宗教的配慮に基づく観光資源の拡充といった多角的な施策を通じて、観光都市としての国際競争力を一層高めることが期待されている。
[© poste-kh.com 2016-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。