プノンペン郊外に袋詰めの遺体、詐欺関与の中国人男性か

＜写真：khmertimeskh.com＞

カンボジアの首都プノンペン市ダンクール地区において21日、中国人男性とみられる遺体が道路脇に遺棄されているのが発見された。

遺体は悪臭を放つ袋に詰められた状態で、地元住民が発見し、当局に通報した。

コンノイ・コミューンの事務官によれば、発見前日の夜、2人の男が乗った車が現場付近に停車し、大きな袋を林の中に投棄する様子が目撃されていた。

地元警察は遺体の損傷状況および腐敗の進行具合から、数日前に殺害された可能性が高いとみている。

被害者は40代と推定され、身元の特定はまだなされていない。

殺害の動機については捜査中であるが、オンライン詐欺などの不正行為との関連も視野に入れて調査が進められている。

現場周辺の防犯カメラ映像の解析が行われており、容疑車両の特定が急がれている。

遺体は司法解剖のため、地元の寺院に一時的に移送された。

警察は被害者および加害者の身元特定を最優先課題とし、組織的犯行の可能性も含めて慎重に捜査を進めている。

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