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8月29日、カンボジア輸出入・検査・不正防止総局(Camcontrol)は全国の消費者や輸入業者、小売業者に対し、粉ミルク『Dumex Mamil Gold Infant Milk Formula-Step 1』の購入や消費を止めるよう注意を呼び掛ける文書を発表した。
文書によると、カンボジア輸出入・検査・不正防止総局は対象の粉ミルクの輸入を停止させるという。
シンガポール当局が対象商品の一部にエンテロバクター・サカザキと知られる細菌が混入していたことを発見したことにより今回の注意が呼びかけられた。
Dumexシンガポールの公式フェイスブック上では、『Dumex Mamil Gold Infant Milk Formula-Step 1(850g)』の一部商品を自主回収することが発表されたという。
Dumexシンガポールは「弊社の調査により『Dumex Mamil Gold Infant Milk Formula-Step 1(商品番号:09117R1、賞味期限2019年9月11日)』の一部商品に、エンテロバクター・サカザキという細菌が混入している可能性があることが判明した」とコメントしている。
<シンガポールで自主回収となった粉ミルクの写真(AVAより)>
「Dumexは食品の安全や質の面で高い水準を維持していたため、直ちに予防策を考えなくてはいけない。販売店舗から対象商品を回収し、すべての商品を回収し終えたことを確認する必要がある」ともDumexシンガポールはコメントした。
「我々はシンガポール農産物・家畜庁と親密に連携し、原因究明に努める。現在まで、この件に関して消費者からの報告は来ていない」とつづけた。
カンボジア輸出入・検査・不正防止総局によると、『Dumex Mamil Gold Infant Milk Formula-Step 1』はマレーシアで製造され、ダノンDumexを通じてカンボジアに輸入されたという。
文書には「関係各局と連携し、カンボジア輸出入・検査・不正防止総局は『Dumex Mamil Gold Infant Milk Formula-Step 1』のカンボジアへの輸入を禁止するという。また、輸入業者や卸売業者、小売業者、小売店の商品管理担当者などに対し、対象商品を商品棚から撤去するよう呼び掛けている」と記されている。
2018年1月、カンボジア輸出入・検査・不正防止総局は地元住民や輸入業者、小売業者に対してLactalisの粉ミルクの購入や消費の中止を呼び掛ける同様の文書を公表した。Lactalisグループは乳製品製造を中心に行うフランスの企業だ。
ブランド名:Dumex Mamil
対象商品名:Dumex Mamil Gold Infant Milk Formula-Step 1
商品重量:850g
対象商品:
製造番号:09117R1
賞味期限:2019年9月11日
生産国:マレーシア
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