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労働省は、歌手であり作曲家でもあるMao Hachiさんのプチュン・バンに関する人気曲を放送禁止にするよう要請した。
<YouTubeで公開されているプチュン・バンの曲の画面>
3日、情報省のKhieu Kanharith大臣と文化省のPheung Sakana大臣に提出された書類内で、Ith Sam Heng労働大臣は、曲中に衣服製造工場で働く労働者たちに対する政策の暗い部分について触れられていると述べている。
曲中の歌詞を引用して、Ith Sam Heng労働大臣は、情報大臣や文化大臣に、問題になっている歌をラジオやテレビなどで放送を禁止するよう呼びかけた。政策に関する人々の混乱を防ぐためだという。
歌詞には「(労働者は)給料を払われず、田舎に帰って家族に会うことができない。(労働者は)家族に電話をかけて涙を流すことしかできない」と綴られているという。
労働大臣は曲の趣旨に関する要請の中で、政府は衣類工業で働く労働者を保護したり、利益をもたらしたりと努力をしていると述べている。
プノンペンポストの取材に対し、省庁からの返答はなかった。
今回の曲をプロデュースしたTown Productionの責任者であるMeas Sok Ratanakさんによると、今回の曲は労働省の要請を受ける前に、ラジオやテレビ、SNSなどですでに公開されていたという。
Ratanakさんは、昨年8月から今回の曲の作成に関して動き始めていたと話した。
Ratanakさんは「なぜ大臣が今回歌詞の禁止を要請したのか理解できないし、またなぜ今なのか。この曲は昨年から公開されていた。いずれにせよ、5日に我々は大臣と面会し、今回の件について話し合う予定だ」ともコメントしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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