麻薬取引のカナダ人男性、裁判行われる

麻薬取引のカナダ人男性、裁判行われる
2019年09月23日 00時00分 公開
麻薬取引のカナダ人男性、裁判行われる

<裁判所の外でChao Xieng被告を護衛する当局。 (写真提供:KT /Pann Rachana)>


19日、プノンペン市裁判所は昨年、プノンペンでメタンフェタミンとエクスタシーを約4キログラム所持売買したとしてカナダ人男性の裁判を行った。


裁判官のIm Vannak氏によると、被告はカナダのモントリオール在住のラオス系のChao Xieng被告(50)だ。


Vannak裁判官は、Chao被告がカンボジアの麻薬規制法第40条に基づいて麻薬の所持、輸送、売買で起訴されたと述べた。 有罪判決を受けた場合、終身刑になるという。


Vannak裁判官は、Chao被告が昨年8月15日に内務省の反麻薬警察によってChamkar Mon地区で逮捕された旨を述べた。 逮捕後、警察は約4キログラムのクリスタルメスとエクスタシーを押収した。


Long Cheab検察官は、逮捕当日の午後2時半ごろ、Chao被告がトゥクトゥクで移動し、麻薬の売人を装った秘密警察官に麻薬を渡したと述べた。 取引は、Chamkar Mon地区のTuol Tumpoung II自治区で行われる予定だったという。


Cheab被告は、取引現場の近くで待機していた反麻薬警察が駆けつけ逮捕したと付け加えた。


「警察は、麻薬が入った黒い小包を被告が覆面警官に手渡している間に逮捕した。逮捕後、警察は2キログラムのクリスタルメスと電話2台を含む2つの大きな荷物を押収した。」


Cheab検察官は、逮捕後、警察がChaol被告をTuol Tumpong II自治区の自宅アパートに連行し、さらに麻薬を押収したと述べた。 計4キログラム近くのクリスタルメスとエクスタシーを押収したと付け加えた。
 

「証拠に基づいて、法廷検察官の名の下に被告人に対する告発を決定し、裁判官に法律に従って被告を罰するよう求めるつもりだ」と同検察官は述べた。


19日の聴聞会で、同被告は昨年7月14日に観光客としてカンボジアに来たと語り、罪を認めた。


同被告はカンボジアを訪れる前、モントリオールで「ジョニー」というカナダ系カンボジア人の友人に会ったと付け加えた。


同被告は、ジョニーがカンボジアで仕事を見つけたいなら、「セレイ」という名前のカンボジア人男性を勧めたと述べた。 ジョニーは連絡先番号も与えたと付け加えた。


Chao被告は、昨年8月8日にプノンペンに到着した後、仕事を探すためにセレイに電話したと語った。


「仕事を依頼するためにセレイに電話したとき、金払いの良い仕事があると言った。セレイは、私の仕事は薬物を輸送し、市内のクライアントに届けるというもので、配達ごとに500ドル(約5万4000円)を支払と約束した」と同被告は語った。


「当初から自分の仕事は違法だと思っていたが、カンボジアにおける生活費が不十分だったので仕事が必要だった」と同被告は付け加えた。


Chao被告は、昨年8月9日午前11時頃にセレイから仕事を受けた後、自身のアパートに保管するために4つの大きな麻薬の袋が送られてきたと裁判所で語った。


8月14日の午後2時頃、セレイに電話して、Chamkar Mon地区のBoeng Trabek自治区にいる身元不明のカンボジア人男性に、8500ドル(約91万円)相当のクリスタルメット1キログラムを届けるよう仕事を割り振られたと付け加えた。


Chao被告は、21日の午後2時30分頃、セレイに電話をかけて、Tuol Tumpoung II自治区の別の身元不明のカンボジア人男性にクリスタルメスをさらに2キログラム持ち込んでもらったと述べた。


Chao被告は、覆面警察官に麻薬を引き渡した後、警察が同被告を逮捕したと述べた。


被告は逮捕された後、警察は連絡が取れなかったセレイに連絡するように命じたと付け加えた。


「金がなかったので給料のために働いたことを認める。しかし、麻薬密売人ではない」


「押収された薬は私のものではない。 いまだに大規模に活動しているセレイのものだ」と同被告は付け加えた。


同被告は最小刑を望んでいる。


評決は10月7日に予定されている。

出典:KHEMR TIMES

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