カンボジアでも警察の暴力、警察官が懲戒処分に

＜写真：The Phnom Penh Post＞

プノンペン市警察のSar Thet署長は、6月29日に逮捕した容疑者に対して過度な暴力を振るった警察官を懲戒とし、教育を受けるよう命じた。

プノンペンポスト紙（電子版）の報道によると、警察官はバイクで薬物取引の捜査をしていたという。

容疑者を逮捕する際、複数の警察官が容疑者に手錠をかけ、そのうち1人の警察官が容疑者の首を膝で押さえつけ、容疑者を蹴ったという。

一連の出来事を目撃者が動画で撮影しており、Facebook上で拡散され、国民からは批判の声が上がっている。

Chbar Ampov区警察のMao Soeut氏は2日、この事件に関与した複数の警察官を処罰するため、プノンペン市交通警察に移送したと話し、処罰のレベルに関しては分からないと述べた。

また、逮捕されたRe Longreach容疑者に関しては、1日に押収した薬物とともに裁判所へと送られたという。

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※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。