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<写真:Khmer Times>
ポーサット州の牛飼いが、人里離れた畑にMDMAやエクスタシーの製造に使用されるサフロール油96kgが埋められているのを発見した。
クメールタイムズ(電子版)が報じた。
7日午前9時30分、同州Veal Veng地区Kraing村で、異臭がする不審な容器を見つけ、直ちに当局へ報告したという。
これにより、警察は総重量96kgのタンク計7個を押収した。
押収されたサフロール油は、埋められてから長い時間は経過していないと見られている。
草木から抽出されるサフロール油は、「麻薬及び向精神薬の不正取引防止に関する国連条約」で前駆物質に指定されている。
カンボジアでは、カンボジアの固有種であるMreah Prew Phnom(和名:メダン)から抽出されるという。
東南アジアの複数の国では、サフロール油の生産と取引は商業目的であれば合法とされており、カンボジアでも2017年までは合法とされていたが、エクスタシーの原料としての使用を防ぐため、サフロール油の生産・輸入・輸出を禁止した。
また、2004年にはMreah Prew Phnomの木を希少種に分類し、伐採を違法としていたが、違法な生産や取引は増え続けているという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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