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<写真:Khmer Times>
カンボジア内務省の入国管理局(GDI)は、サル痘感染後にタイからカンボジアへ不法入国したナイジェリア人男性に対して、国外追放および3年間の入国禁止処分とすることを決定した。プノンペンポスト(電子版)が報じた。
ナイジェリア人男性は5日に正式に回復が確認され、翌日保健省から入国管理局で保護するように移送された。
この男性は先月タイからカンボジアへ不法入国し、7月23日にプノンペン・チャムカモン区のDoeum Thkov市場で警察に拘束された後、治療のためクメール・ソビエト友好病院へ搬送されていた。
入国管理局のKirth Chantharith局長は7日、同男性が確実に国外追放されると述べているが、具体的な日程はまだ明らかにされていない。
同局長によると、現在国外追放の手続きが進められている。男性は帰国便の資金を手配しており、出国を待つため留置されているという。
保健省のOr Vandine報道官によると、6日には男性の陰性が確認されて退院となっている。
プノンペン都のKeut Chhe副知事は7日、この男性と接触した5人は全員が陰性で合ったことを明らかにした。5人は現在、21日間の自己隔離が指示されている。
サル痘に感染すると、38.5度以上の発熱、頭痛、筋肉痛や腰痛、リンパ節の腫れ、悪寒、疲労感などの症状が見られ、顔や口の中、手足、胸、性器、肛門などの体の一部に、ニキビや水疱のような発疹が出る。
サル痘の感染を防ぐためには、サル痘が疑われる発疹がある人との密接な接触を避け、発疹やかさぶたへの接触、抱擁や性行為、食器やコップなどの共有を避ける必要がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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