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<写真:Khmer Times>
寄生虫学・昆虫学・マラリア感染制御国立センターのLeang Rithea氏は、国内で確認された子どものデング熱症例が2021年の1811件から2022年は1万2500件に急増したことを報告した。
2022年のデング熱患者急増は、天候不順と年間を通じて断続的に降った大雨に関連しているという。
同氏によると、2019年に発生したデング熱の流行によって多くの人が感染し、強い免疫を獲得したが、その免疫は2023年には弱まる。
そのため、2023年には再び国内でデング熱が流行し、患者数が昨年を上回る可能性があると懸念を示している。
同氏はデング熱感染から子どもを守るため、夜間の外遊び禁止、長袖・長ズボンの着用と蚊帳の中での就寝、蚊の繁殖防止策として家屋周辺の清掃と水貯留物の撤去といった対策を講じるように呼びかけている。
子どものデング熱患者は治療が遅れると死に至る可能性があるため、頭痛や筋肉痛、骨・関節の痛み、吐き気、嘔吐、目の奥の痛み、リンパの腫れ、発疹、高熱、歯茎からの出血、元気がない、イライラといった症状が現れた場合には早急に病院を受診する必要がある。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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