シアヌークビル港経済特区、日本支援によるコンテナターミナルが完成

シアヌークビル港経済特区、日本支援によるコンテナターミナルが完成
2023年03月09日 13時13分 公開
シアヌークビル港経済特区、日本支援によるコンテナターミナルが完成

<写真:Khmer Times>

 

シアヌークビル港経済特区(SPSEZ)で1日、日本の無償資金援助によって建設が進められていたコンテナターミナルが完成した。

 

クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

同ターミナル建設は日本の政府開発援助(ODA)の一環であり、2019年に経済社会開発計画として460万ドル(約6億2989万円)の支援が行われた。

 

地元メディアによると、同ターミナルの完成でSPSEZ内のビジネス発展や、シアヌークビル州への日本人を含む投資家誘致に貢献することが期待されている。

 

また、SPSEZではイオンモールも受注から配送までを手がける「フルフィルメントセンター」と呼ばれる機能や通関機能を持つ多機能物流センターの建設を進めており、コンテナターミナルとともに港のビジネス活動に貢献し、重要な役割を果たすことが見込まれるという。

 

現在、シアヌークビル港では日本の支援により、3期に分けた設備拡張工事が進められている。

 

第1期ではコンテナターミナルを長さ350m以上・水深14.5m、第2期では長さ400m・水深16m、第3期では長さ430m・水深17.5mに拡張する計画で、完成後には最大4000個のコンテナを積載した貨物船が寄港可能になる見通しである。

 

また、同港にはさらに2台の移動式クレーンが導入される予定であるという。

 

 

 

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