カンボジアで葉巻市場が拡大、タバコから乗り換え

＜写真：Khmer Times＞

カンボジアでは過去数年間で一部の人々がタバコから葉巻に切り替える動きがあり、同国における葉巻の年間取引量が増加している。

葉巻はカンボジアのタバコ市場の中でも着実に成長している分野の1つであり、2027年には総販売本数が868万本に達することが予想される。

Cigars Report 2023によると、同国の葉巻部門売上は2023年に160万ドル（約2億2300万円）以上に達し、葉巻部門の一人当たり平均販売量は0.76本に達するという。

Pacific Cigars Hong Kongのカンボジア子会社であるCigar Divan社Alexis Tang氏は、同セグメントが安定成長しており、同国で葉巻に対する好感度がかつてないほどの勢いで高まっていることを明らかにした。

葉巻は富裕層向けという一般的な認識がカンボジアでは変わりつつあり、ライフスタイルの一部となって少なくとも一部の都市部では葉巻が普及している。

カンボジアにおける葉巻の販売量はプノンペンが最も多く、次いでシェムリアップ州、シアヌークビル州の順で売れているという。

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